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メーカー:デロンギ(De’Longhi)

サイズラインナップ:350ml、400ml

※デロンギはオンス表示ではなく、ミリリットル表示です。

系統:イタリアタイプ




ご存知、イタリアの有名家電メーカー・デロンギのミルクピッチャーです。

家庭用エスプレッソマシンを豊富なラインナップで販売しているので、マシンを持っているという方も多いのではないでしょうか。特に家庭用お手軽機種のEC221はかなり販売台数も多いヒット商品だと思います。

そんなデロンギですが、ピッチャーも販売しています。

容量が400mlというと、若干中途半端な印象を受けるかもしれませんが、他メーカーの商品と比べると、いわゆるSサイズ、12ozに近いです。アレッシィの350mlも実際はぴったり350mlではなくもっと入るので、と容量としてはほぼ同じです。

 

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(写真左:ラトルウェア、右:デロンギ)

重量は、RWの12ozが207gに対し、デロンギが244g。重量や外観は、アレッシィとよく似ています。

 

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左:RW12oz 右、デロンギ400ml

 

アレッシィもデロンギも、底部の中央が若干凸型に盛り上がった形状をしていて、ミルクスチームの際のスムーズなミルク回転を促してくれます。

注ぎ口の先、くちばし部分は、デロンギの方が少し丸いです(アレッシィの方がシャープです)。

 

お値段は、イタリア製ではありますが、メプラやアレッシィほど高くはありません。前者が「バリスタツール」だとすると、あくまでも「キッチンツール」の延長線の価格設定と言えます。それでも、アメリカ製RWに比べれはどうしても高価ですけども。

使用感は、これもアレッシィとよく似ていると僕は感じます。持ち手の口径が小さいので、ペン持ちに向いています。

 


ただし350mlの方は、どちらかといえばシアトルタイプに近い形状をしています。持ち手の形も随分違います。使ったことはありませんが、形から判断するに、400mlとは少し違う使用感なのは間違いないでしょう。