メーカー:アレッシィ(ALLESSI)
サイズラインナップ:350ml、500ml、750ml
※アレッシィはオンス表示ではなく、ミリリットル表示です。
系統:イタリアタイプ
イタリアの有名キッチンツールメーカー、アレッシィ社のミルクピッチャーです。
アレッシィの製品は高品質なことはもちろんですが、それ以上にオシャレ、かわいい、美しいと感じる人が多いのではないでしょうか。アレッシィお抱えのデザイナーの中には、超有名な方が多くおられますし、実際、アレッシィの製品はニューヨーク近代美術館の展示品入りしたりもしています。「美術品としての価値も備えてしまうほど美しい製品」なんて、そうそうあるもんじゃないですからね。それぐらい、「見た目のカッコよさ」も追求しているメーカーです。イタリア的ですね(笑)。
全体のフォルムは本当に美しいです。とてもバランスが取れているように感じます。「丸っこい」全体像は、メプラと共通で、イタリアタイプの特徴です。
このアレッシィは350mlなので、同サイズのRW12ozと比較しています。
ラトルウェアと比べた時の印象も、メプラと似た感じを覚えます。持ち手が上の方がすぼまっているので、握りこむタイプのガチ持ちをする人より、ペン持ちを好む人の方が持ちやすいかもしれません。
重量は、RW207gに対してアレッシィが253g。アレッシィの方が重いですが、アレッシィとメプラほどの重量比差は感じません。
注ぎ口の出っ張り具合も、メプラほどは大きくはないですね。
左がRW、右がアレッシィです。
RWやメプラにはないものとして、アレッシィの特徴に、この底面に、凸状の出っ張りがあります。これがあることで、スチーム時のミルクの対流を、よりスムーズに起こすという工夫だと思われます。
価格としては、正直、高価です。デザイン料も込み、みたいな意味合いもあるかもしれません。
それでも、持って嬉しくなる一本であることは間違いありません。ミルクピッチャーとしての機能も、もちろん言うことなしです。
「メプラ」の項目でも出てきた、「僕が昔FMIのバリスタセミナーで、講師の方にオススメのピッチャーを聞いた時に名前が挙がったメーカー」のひとつでもあります。
アレッシィ ミルクジャグ 350ml(12oz)
アレッシィ ミルクジャグ 500ml(20oz)