Kyoto

 

風景のラテアートを描くときに意識していることのひとつに、そのラテアートの風景の季節や時間がある。

時間帯によって陽の当たり方も、もっと言えば色調も変化するからだ。

 

この一杯のラテアートは、見ての通り夕方。山際に沈む夕日を、五重塔のシルエットで捉えた。

雁のような渡り鳥の列を1、2本描くか迷いに寄ったが、シンプルな構成要素の方がより塔の美しさが映えると思って入れなかった。