「バーチャルユーチューバー」。

 

 「VTuber」と略すこともあります。ある程度インターネット・・・特にYouTube(動画サイト)を娯楽として楽しんでいる人でなければ、まだご存じない方も多いコンテンツかとも思います。

 

 

 が、今、物凄く勢いがあります。ライブ配信での投げ銭(寄付)が数百万円出ることもあるとか、載せる動画がミリオン(100万再生)連発のVtuberも。

 

 「世界初のバーチャルユーチューバー」として後述の「キズナアイ」がチャンネルを開始したのが2016年12月1日。なので、ほぼ昨年(2017年)から始まったと言えます。特に昨年の末ぐらいから雨後の竹の子のように様々なVTuberが出てきました。

 

 「ユーチューバー」自体は、「HIKAKIN」さんや「はじめしゃちょー」さんがメディアにもよく出ておられるので、多くの方がイメージも沸くと思います。いわばプロ動画職人です。「バーチャルユーチューバー」は、まずアバターとなるキャラクターがあって、そのキャラクターがユーチューバーとして活動している、という世界観です。

 

 全て個人でやっている方もいれば、プロジェクトチームを組んで、完全にプロの仕事として運営されているVTuberもいます。

 

 ユーチューバーにとって個性が重要なのは、バーチャルでもリアルでも変わりません。人気のあるバーチャルユーチューバーは、とても個性的で魅力的なキャラクターばかりです。

 

 今回は、そんなバーチャルユーチューバーの中から5人をラテアートにしてみました。

 

 まずは、元祖バーチャルユーチューバーの「キズナアイ」ちゃん。最近は元祖ゆえに「親分」と呼ばれることも(最初は「先輩」扱いだったのに)。「はいどーも、バーチャルユーチューバーの、キズナアイです!」から始まる動画は安定のクオリティ。チャンネル登録者数はなんと150万人。そこらの県庁所在地の人口より多いですから凄いですよね(笑)。

 

 

 活躍の幅はどんどん広がり、写真集の発売、BSテレビでの冠番組、日本政府観光局の訪日旅行促進キャンペーンアンバサダーの就任と、日本を代表するキャラクターへと成長しつつあります。海外のファンも多いようなので、今後は初音ミクのように、イベントへのライブ出演なんかも積極的にするようになるかもしれませんね。

 ラテアート的には、カチューシャのような頭のアクセを入れることと、小顔感が出る絵柄を選ぶのがポイントだと思います。

 キズナアイのYoutubeチャンネルはこちら

 

 ラテアートの作成動画です。

 

 

 続いては、電脳少女YouTubeのシロちゃん。VTuberとしての活動は比較的早い方です。癒し系ボイスが良い感じ。

 動画を見ていると、読書・雑学好きなのが伝わってきます。ゆるいけど勉強になる動画? また、ゲームをするときは本当にガチです。とても女の子とは思えないプレイっぷり。

 笑い声がイルカの鳴き声に似ていることから「シロイルカ」というあだ名も。

 

 「電脳ココアが好き」というキャラクターなので、ココアに描くココアラテアートで作りました。

シロちゃんのYouTubeチャンネルはこちら

 

 

 お次はミライアカリさん。

「ハロー、ミライアカリだよっ!( •̀ᴗ•́ )ゞ」から始まる動画で、トーク内容にわりとNGが無く、ガンガン攻めていく感じの 、勢いとテンションのあるキャラクターです。わりと幼い系のキャラクターが多いVTuberの中にあって、比較的お姉さん的なデザイン。

 

 

 動画では本当によく笑っていて、見ていて元気になれるキャラクターです。

 キズナアイちゃん同様、ヘアアクセがデザインのポイントなので、これを入れるように。

ミライアカリYouTubeチャンネルはこちら。

 

 

 次は「バーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさん」こと、ねこますさん。長いので(笑、「のじゃおじ」と略されたりもしています。

 

 ここで描いている他のVTuberさんと比べると、ダントツに異色です。本当に、異色。百聞は一見に。動画を見て頂ければ一発で分かります。

 ラテアートを描く上では、やっぱりキャラ名のとおり、狐耳まで入るように、少し引きの構図で描くように気をつけます。

 

 

 ニコニコ動画を使った公式生放送も力を入れてらっしゃいます。Twitterも個性的でディープなファンが多い印象。

 僕のラテアートも公式放送の中で紹介して頂けました。ありがとうございます^^

 YouTube公式チャンネル「けもみみおーこく国営放送」はこちら

 

 

 最後に、新鋭「輝夜月(かぐやるな)」ちゃん。

 この中では一番新しいので「新鋭」といいつつも、今、VTuberはガンガン新しいキャラクターが出てきていますから、「中堅」キャリアになりかけているのかも。

 ラテアート的には、猫耳状のヘアアクセをきちんと入れないといけないので、構図には気をつけるようにします。 

 

 

 輝夜月ちゃんの勢いは、今ぶっちぎりかもしれません。チャンネル登録者数は既に50万人を軽く突破しています。独特のトークや切れ味するどい突っ込み、秀逸な物真似など、とにかく芸達者! 異常に高いテンションに中毒性を感じるファンが多い印象です。

 

 輝夜月ちゃん公式チャンネルはこちら。

 

 最後に、こちら5人全員を描いた動画です。

 

 また他のVTuberさんも描いていきたいと思っています。