家庭用機種(高価格帯)/ 業務用機種~: 5万~約10万円
家庭用としては、このあたりがハイエンドとなる機種群です。
機能だけではなく、性能(メッシュの均一性など)も一段グレードアップしますので、エスプレッソの味も違いが出てきます。
逆に、業務用として使用するなら、このあたりがスタートラインになってくるかと思います。
重量:3.7Kg
ブレード:フラット式
ドイツ本社のコーヒーツールメーカー、メリタの高価格グラインダー「CG-111」。
挽き目調節は230段階。挽いた豆は正面の受け皿で受けることも、受け皿を取り外して専用ホルダーをセットすることで、ポルタフィルターに直接受けることも可能。
コーヒー豆の挽き時間を秒数設定してオートストップさせる機能も装備。
重量:8Kg
ブレード:フラット式
家庭用ハイエンド機種として長くその一角を占める、ランチリオのRocky(ロッキー)です。
ドサーチャンバー付きの方が旧タイプ、ドサー無しの方が新型です。家庭用として使用する分には、ドサー無しの方が、豆に無駄が出ないのでいいかと思います。
業務用と遜色ないパーツを使ったその挽き具合の安定性には、高い評価があります。
重量:3.6Kg
ブレード:フラット式
イタリアのエスプレッソマシンメーカー、シモネリのグラインダー「Granita」 です。
ドサーレスタイプで、挽き口の下に設置されたボタンにポルタフィルターを押し付けることでグラインドされます。
挽き具合の微妙な調節も可能です。シモネリはエスプレッソマシンのメーカーとして有名ですが、グラインダーでもその評価は高いものを得ています。
重量:10Kg
ブレード:フラット式
「MINI」という名前ですが、あくまで業務用と比べて「ミニ」なだけで、家庭に置く分には十分な存在感です(ネットでは「Mini」という名前で販売されていることが多いですが、正式な機種名は「Super Jolly」と言います)。高さも46cmあります。
MAZZER(マッツァー)は、エスプレッソ用グラインダーの専門メーカーとしてスタートしている、まさにグラインダーのスペシャリスト。
その性能の高さは創業から半世紀以上、世界中のバリスタに評価されている、世界最高峰のグラインダーメーカーのひとつと言えるでしょう。価格は10万を超えてしまいますが、サイズ的に家庭用最上級機種としてこの欄に掲載しました。
粒子の整った均一なグラインドなど、「同じ豆でもグラインダーが違うだけでエスプレッソが美味しくなる」を実感できる機種だと思います。