ラトルウェア口尖り1ラトルウェア・口尖り加工

サイズラインナップ: 12oz、20oz

(テフロン・ハンドルフリーも有)

系統:シアトルタイプ

 

バリスタ界で人気の定番ブランド、「ラトルウェア(RattleWare)」の口尖り加工バージョンです。

去年ぐらいからよく出回るようになった印象です。

「口尖り」というのは、その名のとおり、注ぎ口の所を尖らせる加工を施したものです。

もともとのRW(ラトルウェア)の既製品を、フリーポアでのラテアート時に細いミルクの注ぎがしやすいように手を加えられています。

手数の多いフリーポアをやりたい人には有難い加工かもしれません。実際、使っているという人もちょくちょく見るようになりました。

 

では、気になる形状を見ていきましょう。

ラトルウェア口尖り2

 

右が口尖り。左が通常のラトルウェアです。

当たり前ですが、全く同じ形をしていますね。どちらがどちら、というのは、横から見ただけでは分かりません。

 

ラトルウェア口尖り3

上からです。右が口尖り。左が通常のRW。

確かに尖っているのが分かると思います。先端がよりシャープな印象を受けますね。

 

もう少し拡大してみましょう。

ラトルウェア口尖り4

 

お気付きかもしれませんが、「口尖り加工」というのは、本当に注ぎ口の先端の部分だけを、よりシャープにする加工です。

注ぎ口自体の角度は、どちらも同じであることが分かると思います。

「シャープに」というより、「先端をペンチで掴んでグイっと伸ばした」というニュアンスの方が近いかもしれません。

 

注ぎ口自体の角度」という観点で言うなら

ラトルウェア口尖り5

 

左の澤田洋史バリスタモデルの方が、右のRW口尖りより鋭角であることが分かると思います。

 

「じゃあ口尖り加工って、そんなに意味ないんじゃないの?」という勢いになってくるのですが、、、

 

実際、僕が使ってみた感覚で言いますと・・・

 

ぶっちゃけ、違います。

 

先っぽをほんの少しシャープにしただけなのに、こんだけ違うんだ。というぐらいの注ぎ味が違います。

 

その分、値段も違います(通常のRWの、2倍ぐらい高いです)。さらにテフロン加工も付けたら1万円を超えてきます。(それでもイタリア製のトップブランド品よりは安いですけどね・・・)

 

2倍の違いはあるのかというと・・・難しいところですね・・・(苦笑。

 

通常のRWでも、ものすごく繊細なラテアートをこなすバリスタさんを何人も見てますから、必ずしも必要かというと・・・そこは技術でカバー出来ると思ってしまう部分があります。

 

ただ、こういう考え方はあると思います。もしまだピッチャーを持っていない人がいて。今から一本購入しようと思った時、まず通常のを買った場合、後で口尖りを欲しくなって、結局そっちも買ってしまうと思うんですよね。

 

やっぱり気になりますもんね。

 

技術でカバーは出来るけど、「細いミルクが注げるのは事実」という現実が確かにあるわけですから。

 

そう思うなら、最初から口尖りを買ってしまったほうが、節約になるのかなーと思ったりします。

 

また、口尖りを扱う注意点ですが、先端が細いのはいいのですが、最初にキャンバスを作る時の注ぎを行う際 ↓

シンプルハート2

ある程度深めに グイっとミルクピッチャーを傾けないと、ミルクの液体部分(スチームドミルク)だけが注がれ、フォームドミルクが注がれません。そうするとフリーポアが上手く出来なくなってしまいますので、

 

出だしの注ぎは通常のRWより、気持ち傾けを強くするイメージでやると上手くいくと思います。

 

今のところ、楽天さんのショップが安定して取り扱いがあります。
・口尖り 20oz

 

 

・口尖りハンドルフリー 12oz

 

・口尖りハンドルフリー 20oz

 

・口尖り&テフロン 12oz

 

・口尖り&テフロン 20oz